QueryEye News Release
ニュースリリース
発表日 2010年9月16日

iPhone/iPadアプリ向けマーケティング分析ツール
「QuerySeeker(クエリーシーカー) 」を発表
-- 東京ゲームショウ2010にて展示 --


クエリーアイ株式会社(名古屋市中区新栄2-2-24 あいちベンチャーハウス105号、代表取締役:水野政司)はiPhone/iPadアプリの企画・開発・販売会社向けに企画立案、販売促進、市場動向分析を行うための分析ツール「QuerySeeker(クエリーシーカー)」( http://queryseeker.com/ )を発表します。また東京ゲームショウ2010(2010年9月16日〜19日、幕張メッセ、ブース:6-C7 )に出展し同製品を展示します。

QuerySeekerはiTunesのランキングを1時間毎にデータベース化しランキングの変動を記録します。またランキングに登場したアプリの口コミ情報をTwitterのストリーミング・データからデータベース化します。両者を関連づける事で様々な動向分析を実現します。

iTunesランキングはApple社が一般に公開しているRSS情報を利用しています。取得しているRSS情報は7カ国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア)の各カテゴリ(1カ国あたり最大220カテゴリ)の最大300位までの情報です。これを1時間毎にデータベース化しています。

Twitterストリーミング・データは、Twitterに投稿される全世界のメッセージの中からTwitterシステムが一定の割合で抜き出した投稿メッセージをストリーミングしているものです。QuerySeekerはiPhoneとiPadのキーワードを含むメッセージのみをフィルタリングした全世界のTwitterストリーミング・データを24時間受信し続け、メッセージの情報解析を行っています。メッセージ中にURLが含まれている場合、そのWebサイトにiPhone/iPadアプリに関わる情報が記載されているかをチェックします。そして記載アプリが何かを特定しデータベース化します。Twitterのメッセージは6言語(日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語)に対応し、1分間に約100〜200メッセージを受信し解析を行っています。

iTunesランキング情報は2010年6月分から、Twitter情報は7月中旬分からデータベース化されています。2010年8月末までの約3ヶ月間のQuerySeekerデータベースの総レコード数は約3億5千万レコードに達します。

これらの収集データを利用して、iTunesのランキングが口コミやWebサイトの情報から、どのように変動・誘発されたかを可視化できます。これによって様々なアプリのマーケティングや市場動向調査・分析を行う事ができます。

具体的な利用法としては、自社アプリのランキング変動の監視と原因分析用の情報収集が自動化できます。また、自社アプリだけでなく他社動向の調査も可能です。例えば新製品の販売促進プランを策定する時に、QuerySeekerを利用して競合他社の先行事例を調査・分析し自社プランに応用する事ができます。ランキング上昇に大きく貢献したと推定されるWebサイトやインフルエンサー(口コミ誘発の中心的な存在)を先行事例から調査分析し、自社のマーケティング計画に応用し、販売促進に役立てる事ができます。

更に主要7カ国の情報分析を行う事ができるため、市場動向などが把握しづらい自国以外でのマーケティング活動もQuerySeekerを利用することで容易に実現できます。

QuerySeekerはWebサービスとして提供する予定です。提供開始時期は2010年10月末、価格は1カ国あたり月額148,000円〜(税別)を予定しています。

<事例紹介> 2010年8月1日〜31日のiTunes AppStore iPhone有料総合ランキングの中から「Finger Piano」(作者:和田純平氏から許可を得て掲載)をQuerySeekerで調査した場合の画面の例を示します(下記参照)。



<本ニュースリリースURL> http://queryeye.com/jp/news/20100916.html

<お問い合わせ先> クエリーアイ株式会社 担当:水野政司(みずのまさし)
E-mail: info @ queryeye.com / TEL: 050-5534-5191 / http://qeuryeye.com/
名古屋市中区新栄2-2-24 あいちベンチャーハウス105号



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